かんざしの種類について
七五三などの女の子や女性の着物姿には、様々な美しい髪飾りがとても似合います。
和装での髪飾りで使われるかんざしについて説明します。
・つまみかんざし
薄い絹の生地を小さく裁断し、竹製のピンセットでつまんで折りたたみ、糊をつけ、土台につけていき、花や蝶の形を表現し、これをまとめてかんざしの形にしたものです。
・花かんざし
舞妓さんのさしている、下に示す様に、主に花をあしらった月ごとに変わる華やかなかんざしです。
正月:稲穂と鳩
1月:松竹梅
2月:梅
3月:菜の花・桃
4月:桜
5月:藤・あやめ
6月:柳・あじさい
7月:祇園祭
8月:薄(すすき)・朝顔
9月:桔梗
10月:菊
11月:もみじ・いちょう
12月:顔見世招き
・錺(かざり)かんざし
下絵を貼り付けた金属を糸ノコで切り、ヤスリ掛け、彫り、打ち出し、ロウ付け(溶接)、磨き、メッキ仕上げなどの工程に技巧を凝らして作り上げるかんざしです。
細工のモチーフは、花や蝶、鳥など動植物が多く、粋なものや洒落たもの、縁起を担ぐものなどがあります。
・玉かんざし
柄に丸い飾りのついたかんざしです。
とんぼ玉(色模様のついた穴の開いたガラスの丸玉)のついた玉かんざしも多く販売されています。
このように、七五三ではかんざしが女の子や女性の髪を美しく飾ります。
かんざしの種類は上に挙げたものだけでなく、様々な種類があります。
ぜひ、七五三には着物に合った素敵なかんざしを選んで、和装を楽しみましょう。